GREETING
実行委員長からのご挨拶
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Internet Week 2026「「AI時代を生き抜く術を学べ」」開催に寄せて
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皆様、こんにちは。Internet Week 2026 実行委員長の長谷部克幸です。
Internet Weekは、今年で30年という節目を迎えます。この30年の間、インターネットは社会の基盤として大きく広がり、私たちの生活、産業、コミュニケーション、そして技術のあり方を支えてきました。その歩みは、過去を振り返るためだけのものではありません。むしろ、これまで積み重ねてきた知見と実践を、次の時代にどう活かし、どう更新していくのかが、いま問われているのだと思います。
AIの進化は、私たちの仕事の進め方、技術の選び方、組織のあり方、そして社会そのものを大きく変えつつあります。ネットワークやインターネット基盤の世界も、その例外ではありません。生成AIの活用が日常的なものとなる一方で、計算資源、クラウド、データ、セキュリティ、信頼性、ガバナンスといった課題は、これまで以上に複雑に絡み合っています。
こうした変化の中で必要なのは、AIをただ使うことでも、AIに振り回されることでもありません。技術の本質を理解し、自分たちの現場に引き寄せて考え、判断し、実装し、運用していく力です。Internet Week 2026では、この力を「AI時代を生き抜く術」と捉えました。
Internet Weekも時代に合わせ、常に変化をし続けます。例えば今年は「ベーシック」「最新動向」「実践」というカテゴリを設けます。
1) ベーシック:原理原則を確認し、次世代へ手渡す
「ベーシック」は、初めて参加される方のためだけのものではありません。Internet Weekの1年生にとっては入口であり、長くInternet Weekに参加してくださっている方にとっては、時代が変わっても押さえておくべき原理原則を確認し、次の世代へ手渡す機会でもあります。
2) 最新動向:変化を捉え、視野を広げる
「最新動向」では、AIをはじめとする急速な変化や最新の技術トレンドを的確に捉え、これからのインターネット基盤が向かうべき方向性と広い視野を提示します。
3) 実践:現場で活かす実装力を磨く
「実践」では、得られた知見や技術を自分たちの現場でどのように活かし、運用し、課題解決につなげていくかを深く考えます。この三つを通じて、AI時代を生き抜くための土台、視野、実装力を身につける場にしていきたいと考えています。
インターネットは、これまでも大きな変化のたびに、技術者、運用者、研究者、事業者、利用者が知見を持ち寄り、議論し、実践を重ねることで発展してきました。AI時代においても、その基本は変わりません。むしろ、変化が速く、答えが一つに定まらない時代だからこそ、異なる立場の人が集まり、互いの経験から学び合う場の重要性はますます高まっています。
「AI時代を生き抜く術」は、誰かが完成形として与えてくれるものではありません。現場で悩み、試し、失敗し、学び直しながら、自分たちで身につけていくものです。30年にわたってInternet Weekが大切にしてきた実践知の共有と対話を、これからの時代に向けてさらに発展させていきたいと考えています。
この数日間が、皆様にとって新たな学びと発見に満ちた、実り多い時間となることを心より願っております。Internet Week 2026が、AI時代のインターネットを支えるための次の一歩を考えるきっかけとなれば幸いです。
会場でお会いできることを楽しみにしております。
2026年7月吉日
JPNIC理事/Internet Week 2026実行委員長
長谷部 克幸
