L4 グルーレコードについて改めて考える ~ランチのおともにDNS~
(株式会社日本レジストリサービス提供)

  • 日時・会場
    11/21(火)

    11:45 ~ 12:30

    @ホール
  • 講演者
    • 森下 泰宏(JPRS(株式会社日本レジストリサービス)技術広報担当・技術研修センター)
    • 礒浪 直生(JPRS(株式会社日本レジストリサービス)システム部)
  • 概要

    DNSでは、委任元から受け取った委任情報を使って委任先の権威DNSサーバーにアクセスすることで、名前解決を実行します。委任情報は、委任先の権威DNSサーバーのネームサーバーホスト名と、必要に応じて追加される「グルーレコード」で構成されます。

    グルーレコードは名前解決に欠かすことのできない、基本機能の一つです。また、レジストリに登録する「ネームサーバーホスト情報」として、ドメイン名登録者・DNS運用者が直接取り扱う、基本情報の一つともなっています。

    しかし、グルーレコードは仕様の曖昧さ・実装の複雑さ・運用の煩雑さから、ドメイン名の管理とDNSの運用における問題・トラブルの要因の一つとなっており、それらの解決・緩和を目的とした、さまざまな対応が実施されてきました。対応は現在も続けられており、2023年9月にはグルーレコードに関するサーバーの動作を明確化するRFC 9471が発行され、委任先ゾーンとネームサーバーホスト名の関係を表す用語の再定義を含むインターネットドラフト(draft-ietf-dnsop-rfc8499bis)が、RFC発行待ちとなっています。

    今年のランチタイムセミナーではグルーレコードについて改めて取り上げ、その定義と役割、仕様・実装・運用における取り扱い、問題・トラブルの事例を振り返ると共に、今後のドメイン名とDNSの運用における、あるべき姿について考えます。

    ■講演者略歴


    森下 泰宏(株式会社日本レジストリサービス 技術広報担当・技術研修センター)

    1988年 独立系SIerに就職後、JUNETゲートウェイの管理運用、社内ネットワークの 構築・運用に従事。 1990年~ WIDEメンバーとして、日本のインターネット構築にその当初から参画。 1993年~1997年 東京理科大学情報処理センターにて、キャンパスネットワークの構築、 教育用システムの構築・運用に従事。 1998年~2001年 JPNICにて、JP DNS・レジストリシステムの構築・運用業務に従事。 2001年~2006年 JPRS設立に伴い転籍。DNS及び関連技術の調査・研究、IETFでの 標準化活動に従事。 2007年~ JPRS技術広報担当として、ドメイン名・DNS・サーバー証明書に関する プロモーション活動全般を担当(現職)。 2021年~ 同社技術研修センター主任講師として、教育・研修を通じた社内外の 人材育成を担当(兼務・現職)。


    礒浪 直生(株式会社日本レジストリサービス システム部)

    2022年 株式会社日本レジストリサービス入社 技術研修センターに配属。 2022年11月~ システム部に配属。データセンターネットワークの構築・運用、 JP DNSサーバーの構築・運用などに従事(現職)。

  • 対象者

    インターネット技術者、特にDNSの運用に携わられている方歓迎

※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。

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