D1 DNSDAY
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日時・会場
2025/11/26(水)
13:00 ~ 18:30
@ホール
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講演者
- 加藤 朗(WIDE/慶應義塾大学)
- 池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス)
- 塩沢 啓(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
- 藤原 和典(株式会社日本レジストリサービス)
- 小坂 良太(NTTドコモビジネス株式会社)
- 高松 百合(株式会社日本レジストリサービス)
- 伊藤 忠彦(セコム株式会社 IS研究所 上級研究員)
- 菅野 哲(GMOコネクト株式会社)
- 髙田 美紀(NTTドコモビジネス株式会社 デジタル改革推進部)
- 竹﨑 彬隼(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
- 冨樫 良介(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
- 猪飼 人大(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
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概要
13:00-14:30
D1-1 DNS Update
Root Update
加藤 朗(WIDE Project / 慶應義塾大学)
JP Update
池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス)
逆引きUpdate
塩沢 啓(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
IETF Update
藤原 和典(株式会社日本レジストリサービス)
フルサービスリゾルバUpdate
小坂 良太(NTTドコモビジネス株式会社)
ドメイン名Update
高松 百合(株式会社日本レジストリサービス)
15:00-15:45
D1-2 WebPKIの最新動向と今後の見通し
概要
昨今のWebPKI分野においては、証明書の有効期間短縮、BGPハイジャッキング対策を含め、様々なポリシーの変更がなされています。
本講演では、それらの動向を振り返ると共に、耐量子計算機暗号対応を視野に入れた今後の見通しについて解説いたします。
講演者
- 伊藤 忠彦(セコム株式会社 IS研究所 上級研究員)
対象者
- 電子証明書やWebブラウザを使う人
15:45‐16:30
D1-3 耐量子計算機暗号(PQC)暗号移行と「暗号の2030年問題」:DNSの現状と未来
概要
量子計算機の登場による「暗号の2030年問題」が迫り、PQCへの移行が喫緊の課題です。
本講演ではDNSに焦点を当て、PQC移行がDNSSECに与える影響を解説。署名サイズの増大など、避けては通れない「現状」の技術的課題を具体的に取り上げます。
講演者
- 菅野 哲(GMOコネクト株式会社)
対象者
- 5年後の暗号やDNSSECに関心がある人
17:00‐17:45
D1-4 サブドメインテイクオーバーの仕組みと実践的な対策について
概要
使い終わったドメイン名を安易に手放すことによるリスクは認知されるようになってきていますが、実は「手放していないドメイン名も悪用されるリスクがある」ことはご存知ですか? その一例が「サブドメインテイクオーバー」と呼ばれる行為です。
2024年末には、中央省庁などで過去に使われていたWebサイトでのサブドメインテイクオーバーが発見されたという報道が相次ぎ、デジタル庁がドメイン管理ガイドラインを改定する事態に発展しました。
本講演では、サブドメインテイクオーバーが発生する仕組みと、組織が特に注意すべきポイントを解説します。
対策の中でも難しいのは「どのサブドメインが存在し、どの状態にあるか」を正確に把握することです。本セッションでは、効率的なサブドメイン探索のアイデアを紹介し、実際に探索で得られたサブドメインについて、CNAMEやNSレコードの監視、さらにはWebコンテンツの変化監視までを試みた事例を共有します。
講演者
- 髙田 美紀(NTTドコモビジネス株式会社 デジタル改革推進部)
- 竹﨑 彬隼(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
対象者
- 企業や組織のドメイン名管理・DNS管理に関わるネットワーク/システム管理者
- 特に複数のドメイン・サブドメインを管理している方
17:45‐18:30
D1-5 続・ドメイン名終活 〜使い終わったドメイン名1年の観測分析から見えたリスクと対策〜
概要
NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ株式会社)では、2023年12月、終わったドメイン名の永年保有を開始しましたが、当初リスクがあるのかはっきりしない状況でした。もし、リスクがないのに保有を続けているとしたら、インターネット資源を持ち続けるという点で、インターネットの健全性を損ねることにつながります。
そこで、使い終わったドメイン名のアクセスを観測分析し、リスク評価を行ってきました。昨年の発表では、限られた期間のDNSクエリログ・Webアクセスログに対する分析結果を紹介しました。今回は、1年以上収集したログに加え、使い終わったコーポレートドメインに届くメールも収集分析し、明らかになったアクセス実態やリスク・対策について、皆さんと議論できればと思います。
また、昨年の発表で、全ドメイン名のDNSクエリログで_dmarcクエリが観測された件を紹介しました。今回は実態を明らかにすべく、新たにDMARCレポートの収集分析も行い、明らかになった詐称メールなどの傾向・実態についても、迫っていければと思います。
講演者
- 冨樫 良介(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
- 猪飼 人大(NTTドコモビジネス株式会社 イノベーションセンター テクノロジー部門)
対象者
- ドメイン名やDNSの管理に携わるネットワーク/システム管理者
- ドメイン名の「終活」やライフサイクル管理に関心のある方
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。