O4 耐量子計算機暗号はインターネットにどのような影響をもたらすか
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日時・会場
11/20(水)
15:00 ~ 17:00
@オンライン
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講演者
- 松本 泰(JNSA (日本ネットワークセキュリティ協会) フェロー)
- 伊藤 忠彦(セコム株式会社 IS研究所 主任研究員)
- 菅野 哲(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 常務取締役 CTO of Development)
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概要
今日のインターネットのセキュリティは、暗号技術により支えられていると言っても過言ではない状況にあります。しかしながら、量子コンピュータの登場を見据えると、既存の公開鍵暗号から耐量子計算機暗号(PQC)への暗号移行を検討することが必要になりつつあります。インターネットがデジタル社会の基盤として機能していることから、この暗号移行はデジタル社会全体に対して極めて重大な影響を及ぼすものと考えられます。
本セッションでは、過去の暗号アルゴリズム移行についての振り返りや、現在のPQCの状況、IETFなどでのPQCに対応する標準化の動向などから、暗号移行がインターネットに対してどのような影響を与えるのか、そしてどのような課題が生じうるのかなどを概説し、今後の暗号移行のあり方を議論します。
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対象者
インターネットコミュニティ向け
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。