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GREETING

実行委員長からのご挨拶

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Internet Week 2024「つなげて、広げて、楽しもう」開催に寄せて

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皆さま、こんにちは。Internet Weekの実行委員長を務めます、JPNIC副理事長の長谷部克幸です。今年も、Internet Week 2024の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

私は2022年から実行委員長を務め、今年で3年目となります。この間、28年間(前身のIP Meetingを含めれば35年以上)続くInternet Weekが、時代の流れにどう適応し、どう進化すべきかを常に考えてきました。

Internet Weekが始まった当初は、ネットワークに関わる人々への情報提供や教育、そして交流の場としての役割が大きな価値を持っていました。しかし、インターネットが社会基盤として急速に成長し、技術が多様化・細分化される中で、ビジネスの形態も変化しています。そのような状態でのInternet Weekの使命とは何か?これは常に私たちの課題です。

完璧な答えはないかもしれませんが、「基本を理解しよう」「全体を俯瞰して見よう」というメッセージを発信することで、より広い視野を持ち、物事を総合的に捉え、考えられる世界を目指していくべきだと感じています。

私が実行委員長となった最初の年には、「インターネットの羅針盤 ~ 針路を未来に取れ」というテーマを掲げました。Internet Weekが、インターネットに関わる皆様の羅針盤として、未来を指し示す役割を果たす場でありたいと考えたからです。

昨年2023年は、COVID-19の影響が薄れ、リアルな場での交流が再び活発化しました。そこで「集まれ!インターネットワーキング!」をテーマに掲げ、リアルでの再会と新たな出逢いを生み出す場としました。コンセプトは「集まろう、聞いてみよう、話してみよう」。技術と社会動向に目を向け、貴重な交流の機会となったのではないでしょうか。

今年2024年のテーマは、さらに一歩進めた『つなげて、広げて、楽しもう』です。Internet Week 2024では、インターネットに関わる多くの方々が集い、知識や人脈を広げ、断片だった情報がつながり、新たな価値を創造する楽しさを感じていただける場としたいと考えています。

今年は、視野を広げ、分野を超えてクロスさせることが重要だと考え、それを目指していきます。技術と社会、異なる分野や視点を結びつけ、新たな価値を創出しましょう。Internet Weekは、そのためのプラットフォームです。

また、受け身から脱却し、積極的に参加する姿勢も大切にしていきたいと思います。スピーカーへの質問時間を多めに設け、皆さんが抱える悩みや問題解決のきっかけを提供します。質問やディスカッションを通じて、新たなアイデアや視点が生まれることを期待しています。

Internet Week 2024を、インターネットを利用・活用する全ての人にとって、貴重な学びと交流の場としていきましょう。

プログラム公開と参加登録開始は、2024年9月中旬を予定しています。11月に多くの皆さまにお会いし、共に視野を広げ、未来を創る、そんな営みができることを楽しみにしています。

2024年8月15日

JPNIC理事/Internet Week 2024実行委員長
長谷部 克幸

写真:長谷部 克幸

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