D2 DNS DAY

  • 日時・会場

    11/26(火)

    13:00 ~ 18:30

    @ホール
  • 講演者
    • 石田 慶樹(日本DNSオペレーターズ・グループ)
    • 岡田 雅之(長崎県立大学)
    • 加藤 朗(WIDE Project/慶應義塾大学)
    • 池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス)
    • 小坂 良太(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
    • 塩沢 啓(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
    • 末松 慶文(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
    • 高松百合(株式会社日本レジストリサービス)
    • 中井 尚子(JPCERT/CC)
    • 藤原 和典(株式会社日本レジストリサービス)
    • 山口 崇徳(株式会社インターネットイニシアティブ)
    • 平木 康介(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンタ)
    • 冨樫 良介(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンタ)
    • 森山 美保(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部)
  • 概要
    13:00 ~ 14:30

    D2-1 DNS Update

    Root Update

    加藤 朗(WIDE Project/慶應義塾大学)

    JP DNS Update

    池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス)

    逆引きDNS Update

    塩沢 啓(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)

    IETF Update

    藤原 和典(株式会社日本レジストリサービス)

    フルサービスリゾルバUpdate

    小坂 良太(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)

    ドメイン名全般

    高松百合(株式会社日本レジストリサービス)

    15:00 ~ 15:40

    D2-2 フルサービスリゾルバにおけるDNSブロッキング・フィルタリングの法的解釈と実施状況

    講演者

    • 末松 慶文(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
    • 山口 崇徳(株式会社インターネットイニシアティブ)

    概要

    フルサービスリゾルバでのDNSクエリの遮断・改ざんは通信の秘密の侵害と解釈されており、それを行うDNSブロッキング・フィルタリングは、法的な整理・解釈に基づき実施されている。
    本セッションでは、実際にISPのフルサービスリゾルバで行われている、児童ポルノブロッキング、C&CサーバのDNSフィルタリングに関して、法的な整理・解釈とそれに基づいた実施内容について解説し、これらをどのように運用・実施しているのか。また現状、何を実施していない・できないのかを解説する。

    対象者

    フルサービスリゾルバを利用されている方々

    15:40 ~ 16:30

    D2-3 調整機関から見るドメイン空間で起きていることと対処について考える

    講演者

    中井 尚子(JPCERT/CC)

    概要

    ドメイン名はIPアドレス同様にインターネット資源の一つです。ドメインは、複数の利害関係者によって運用されます。ある程度のルールに則って見守られ運用される一方で、多くの人が絡むがゆえに複雑な面もあり、セキュリティ問題が発生した際、解決には相互理解協力の欠かせない分野となります。

    マネージされたドメイン空間で起きるインシデントとはどのようなものか。 今回、JPCERT/CC に報告・相談されるドメインの運用やドメイン名に係るセキュリティインシデントの中で主に「ドメイン名のドロップキャッチ」「ドメイン不正移管」「悪意あるドメインの登録」の日に日に増える状況や、調査調整してきた中で見えたインシデント発生要因や背景を、JPCERT/CC が把握している実例とともに紹介します。

    ドメインに係る事案の対応方針の検討や状況把握、さらには今後の運用方法の参考としていただけたらと思います。

    対象者

    • ドメイン運用者や組織のセキュリティ担当者
    • セキュリティに興味のある方
    17:00 ~ 17:30

    D2-4 ドメイン名のライフサイクルマネジメント ~最近の事例とともに~

    講演者

    • 石田 慶樹(日本DNSオペレーターズ・グループ)
    • 岡田 雅之(長崎県立大学)

    概要

    ドメイン名のライフサイクルについては、重ねて注意喚起・啓発を続けてきました。しかしながら、前回のInternetWeek2023以降も意図しないドメイン名の更新停止によるドロップキャッチが複数発生しました。

    今回は、昨年度からの事例・傾向に加えて、なぜこういったことが起こるのか、自治体などが参照する文書などから原因の一部を推測しその改善策についてお話しします。

    対象者

    • ドメイン名の管理者
    • Webサイトの構築
    • 提案をする様々な方々
    17:30 ~ 17:45

    D2-5 ドメイン名の登録と維持管理のあり方について

    講演者

    調整中

    概要

    ドメイン名は、IPアドレスに紐づくただの文字列ではなく、Webサイトやプラットフォームに込められた、思いやブランドイメージを表す大切な概念になってきました。サイトを構築する際には、どのようなドメイン名を登録するかは重要な検討事項の一つです。

    しかしながら、ドメイン名の登録に関しては多くの時間を割いて検討される一方で、そのライフサイクルや維持管理についてはあまり考慮されていないのが現状です。

    このセッションでは、ドメイン名の登録とあまり推奨されるべきでない事例を紹介しつつ、登録とその維持管理運用はどのようにしてゆくべきか、検討の結果を参加者にお伝えします。

    17:45 ~ 18:30

    D2-6 使後の世界 〜利用終了した独自ドメインのその後〜

    講演者

    • 冨樫 良介(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンタ)
    • 平木 康介(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンタ)
    • 森山 美保(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部)

    概要

    NTTコミュニケーションズでは社内で登録したドメイン名を利用終了した場合、ComNIC で管理し永年保持する方針を打ち出しました。それに至った経緯についてお話します。

    しかし、インターネット上の名前空間を保持し続けることは、インターネットにとって健全ではない状態を生む可能性があります。

    利用終了したドメイン名について、どのように返却していくのが良いかを考えるため、そのドメイン名の DNS クエリを観測し、調べることにしました。

    まずクエリ取得の方法について説明した後、そこから得られた知見についてお話しし、会場の皆さんと議論したいと思います。

※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。

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