H3 ROAキャッシュサーバハンズオン 〜ROVをはじめよう〜
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日時・会場
11/21(木)
14:00 ~ 17:00
@オンライン
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講演者
- 井上 七星(長崎県立大学)
- 岡田 雅之(長崎県立大学)
- 後藤 汰珠(長崎県立大学)
- 齋藤 脩愉 (長崎県立大学)
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概要
インターネットへの不正な経路広告に対抗する方法としてRPKIが効果を発揮するには、 RIRやNIRから直接IPアドレスの割当を受けている方の多くがROAを作成し、 多くのASがRPKIによる経路の検証(ROV)を行う必要があります。ROAの作成は先行していた諸外国に続き、 国内でも作成するASが増加しております。 今後はIRRの登録と同様に、インターネットに経路を広告する際に必須のものとなっていくでしょう。
一方、ROVを行うASは国内では限られています。この背景の一つにROVを行うのに必ず必要となるROAキャッシュサーバの課題があると考えています。ROAキャッシュサーバで利用するソフトウエアは、ベンダーのサポートを受けられるBGPルータと異なり、オープンソースソフトウエアのみが存在しており、基本的には全て自力で構築運用しなければならず、ノウハウも少ないのが現状です。
本ハンズオンプログラムではクラウド上に用意された仮想マシンを利用して、ROAキャッシュサーバの構築を学んでいただき、構築したキャッシュサーバで実際にROVができることを確認いただきます。
昨年のハンズオンプログラム「ROAキャッシュサーバハンズオン〜RPKI/ROVの普及を目指して〜」ではrpki-clientとStay-rtrいうソフトウエアを使用しました。今年は昨年とは異なる「Routinator」というソフトウエアを用いたハンズオンを行います。また、オペレータが一時的にROAを任意の情報に上書きするSLURM(RFC 8416)機能や、トラブルシューティングなど実際にROAlキャッシュサーバを運用するために必要な技術についても解説し、ハンズオンで動作を確認いただきます。
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対象者
- RPKI に興味のある方
- ASの運用をしている方
- ROV導入を検討している方
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。