L2 「ちょうどいいDNSの設定と運用」のために必要なことを考える ~ランチのおともにDNS~
(株式会社日本レジストリサービス提供)
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日時・会場
11/26(火)
11:45 ~ 12:30
@ホール
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講演者
- 森下 泰宏(JPRS (株式会社日本レジストリサービス) 技術広報担当・技術研修センター)
- 熊谷 維魅(JPRS (株式会社日本レジストリサービス) システム部)
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主催
株式会社日本レジストリサービス
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概要
※現地会場でご参加の方先着200名様にランチの提供があります。
DNSの特徴の一つとして、プロトコル仕様におけるさまざまな部分の制限事項/制限値が厳密に規定されておらず、実装・運用における動作や取り扱いがソフトウェア・システムの実装者・運用者の裁量・判断に任されていることが挙げられます。
そのことはNXNSAttack・tsuNAME・KeyTrapなど、DNSに関するさまざまな脆弱性やサイバー攻撃の要因となる一方、現在のインターネットに欠かすことのできないCDNサービスでは、DNSのプロトコル仕様において回避すべきとされている多段のCNAMEを活用することで、柔軟な広域ロードバランシングを実現しています。
今年のランチタイムセミナーではこれに着目し、DNSにおいて適切な制限事項/制限値が設定されていないことが要因となった脆弱性・サイバー攻撃の事例を紹介・考察すると共に、そうした状況に適切に対応でき、安定的・柔軟で限界を超えない「ちょうどいいDNS」を実現するために必要な項目について考えます。
■ 講演者略歴
森下 泰宏(株式会社日本レジストリサービス 技術広報担当・技術研修センター)
1988年 独立系SIerに就職後、JUNETゲートウェイの管理運用、社内ネットワークの構築・運用に従事。 1990年~ WIDEメンバーとして、日本のインターネット構築に当初から参画。 1993年 ~ 1997年 東京理科大学情報処理センターにて、キャンパスネットワークの構築、教育用システムの構築・運用に従事。 1998年 ~ 2001年 JPNICにて、JP DNS・レジストリシステムの構築・運用業務に従事。 2001年 ~ 2006年 JPRS設立に伴い転籍。DNSおよび関連技術の調査・研究、IETFでの標準化活動に従事。 2007年~ JPRS技術広報担当として、ドメイン名・DNS・サーバ証明書に関するプロモーション活動全般を担当(現職)。 2021年~ 同社技術研修センター主任講師として、教育・研修を通じた社内外の人材育成を担当(兼務・現職)。 熊谷 維魅
2023年~2024年 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)入社。技術研修センターに配属。 2024年~ 1年間の技術研修を経て、システム部に配属。オフィスネットワークの構築・メンテナンス、外部イベントの講演、大学でのDNSに関する講座・ハンズオンの講師などに従事(現職)。 -
対象者
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インターネット技術者、特にDNSの運用に携わられている方歓迎
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紹介記事
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。